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 先日、船舶電話に接続されているＦＡＸの修理に訪船しました。
型名は、ブラザー製のＦＡＸ−２８１０で、症状は原稿詰まりです。
この症状は、よくあるものなので、依頼を受けた際に｢船の人にローラーを清掃すれば直るから一度やってもらったら｣
コールセンターのオペレーターに言ったんですけど、「船で何度も試したみたのどけど直らない｣という回答でした。
「そんな事はないはず」と思いながら、訪船し、清掃してやるとちゃんと動作するようになりました。
｢だから、直るじゃないか｣と思いつつ、テストして修理終了。
清掃の仕方は、操作ボタンが付いているパネルをあげると中に黒色と灰色のローラーが見えます。
そのローラーを少し強めで丁寧に拭いてみてください。
私は、やわらかめのウェスにエタノールをつけて拭いています。
エタノールがない場合は、お湯でもよいと思います。
陸上では良いのかも知れないけど、このＦＡＸは船には向いていないような気がしますね。
トナーを使用しているので、すぐにドラムユニットが汚れて船から送信した原稿が黒く汚れたようになってしまうし。
ドコモも、端末の機器の販売を止めたので、船にあったようなＦＡＸを探しとかないとだめかなあ？
と思いつつ後回しです。

 メーカーさんからの依頼で小豆島の造船所へレーダーの修理にいきまいた。
｢感度不良」とのことで、メーカーさんからは、ＲＦ部(アンテナの中身)を準備していただき、修理開始。
まず、船長さんの話を聞いてみると｢航行しているときに症状が出やすく、映像が消えてしまう。｣とのこと。
レーダーの電源を入れて症状を確認しながら、｢これは、ＲＦ部じゃないような気がする｣と思いつつ、
マストへ登りアンテナの点検を開始。
スキャナーに耳を近づけ揺らしてみると、中で｢チャプ・チャプ｣と水の音。
｢やっぱり。でも、スキャナーなんか持って来てないし・・・。どうするの？｣
取りあえず、メーカーさんに連絡を取り相談。
結局、弊社にある中古のスキャナーを高松まで持ってきてもらい、フェリーに乗せ送ってもらうことに。
｢今日は、暖かくてよかったなあ」と思いながら、スキャナーを交換しＲＦ部の点検。
幸運にも、ＲＦ部までは、水が来ていなかったので、一先ず安心して電源を投入。
まずまずの感度で映像が出てきて、「また、マスト登らなくて良かった。｣と思いつつ船長に修理内容の説明に。
そこで、船長から｢九州で、修理してもらったんだけど、航行しだしたら症状変わらずに直ってなかったんや。｣
との一言。
｢修理するのだったら、もっとよく確認しろヨ」と内心思いつつ、暖かい休日の一日でした。

 新年明けましておめでとうございます。
昨年は、天災・人災等多くの災害がありましたが、
今年は、皆様方とともに昨年の困難を乗り越えてより良い年にしていきましょう。

さて、私事ですが、昨年末スマホデビューしました。
ムーバーからいきなりのチェンジなので、現在も悪戦苦闘中です。
この戦い、いつまで続くのか？　途中であきらめちゃうのか？
今後の私の気持ちしだいです。

もう一つ、今年の私の目標は、昨年半年間手付かずだった、ホームページを充実させていくことです。
今年は、空き時間が多そうなので、がんばって更新をして行こうと思っておりますので、宜しくお願いいたします。